UNDER : COVER Album Review

1月1日に発売された、T.M.Revolutionセルフカバーリクエストアルバム『UNDER:COVER』
毎度の様ですが、このアルバムの私的感想を一曲ずつ書きました。いつも通り辛口ですが、(←今回は特に)良かったら読んでください。
曲を実際聴きながらレビュー読んでもらえたら少しは楽しめるかもしれません;
あくまでも個人的見解にしか過ぎないので、曲の良し悪しは自分で決めましょう。

HIGH PRESSURE ピアノから始まるイントロ。まぁ、最初の明るい調子って大事だしね。
でも低音が重たいなぁ〜〜;ちょっとね、この曲の良さってアレだよ、爽快感じゃないっけ??
ジャンゴのthe forceバージョンと近いものを感じるかな。
あぁでも低音、もうちょっと、もうちょっと軽い方が良かった…これ重い;個人的に大好きな一曲だけに。
WHITE BREATH 2曲目も似たような重さで続くのってどうなの?2曲目この曲じゃないほうが良かった。絶対。
いや、1曲目が重すぎなのが問題なんだけど。これも重いね〜。
でもこの曲のイメージ的にはこんぐらいで良いかなと思います。
だけどサビのバックがこんなに隙間無くても良いんじゃないかと。
紅白の時にね、この隙間が凄い気になった。完成度低く聴こえちゃって残念かな。
HEART OF SWORD〜夜明け前〜 イントロ聴いてすぐにこの曲って分かった。この曲ってオリジナルもアレンジも前奏が長いと思う。
アレンジもっとされるかと思ってたのに余りライブと変わってなくて面白みに欠ける。
このアルバムってテンポの変動はタブーなんですかね?この曲もうちょっとテンポ弄っても良かった。
とりあえずアレンジがあんまり無いです。ライブ音源聴いてるみたい。
リクエスト1位なんだから、もっともっと違う感じにして欲しかったかも。
AQUALOVERS〜DEEP into the night〜 この曲はテンポ若干遅めにしたのかな?のっけから怪しい感じはGood。
サビからの盛り上げ方は好感が持てました。これはオリジナルより良い感じかも。
この曲の特徴である幻想的なサウンドが消えちゃってますけど。間奏もギターがグワーンみたいな。
まぁまぁ良い感じだと思います。結構うまく仕上がってる。
Zips あぁーなんかライブのまんまで来たね〜;ライブ音源まんま来た感じ。
声がオリジナルとまったく同じ当たりで来るので、まるで録り直ししてないみたいに感じます。
まぁそんな古い曲じゃないしね。ベースカッコいいね。このアレンジってベース目立つよね。
でもどうせライブ音源ぽくするんだったら、最後はフェードアウトじゃないほうが良かったかな。
ドラムのロールをガシャガシャ入れてスッパリ終わった方がライブのままのノリで完璧だし。
THUNDERBIRD やっと、やっとアレンジらしいアレンジがきました〜。
この曲って凄い前の曲なのに、声の当たりが変わってなくて感動しちゃった。雷鳥にはこの歌い方でないとね。
ピアノアレンジで途中からストリングス入ってくるけど、2番メロのスタッカート調な感じがお気にです。
で、一番大きかったのは、バックコーラスが無いこと!オリジナルと大きく違いますよね。
そういう西川君の声を最前面に持ってこようとしてるあたりも意図的なので素晴らしいと思いました。
BOARDING アレンジ的には一番気に入ってます。これってターボサーフのアレンジが基盤ですね。
あの時からこのアレンジは好きでした。オリジナルよりも長閑(のどか)な感じがして気分がホッとしますよね。
で、音程も若干下げてるので、キツイ感じも取れてて良いですよね。
アコギのアレンジというあたりも凄い合ってる。大成功って感じ。
もう一つ欲を言えば、最後の終わり方は、サーフのアレンジの方が全然良かったです。ツメが甘い。
HOT LIMIT HeartsDalesのラップはどうなんでしょう!?これ賛否両論ありそう。冒険したね、って感じ。
ヤフーの関連検索ワードに『heartsdales hot limit ラップ』ってありました;西川ファンもこの2人が気になった模様?
昔はASAYAN観てたので、この2人は知ってました。う〜ん、まさか今になってコラボとは。
でもこのアレンジ、西川向きじゃないかなぁ。良くも悪くも無い感じ。
Joker へヴィメタだよコレ(笑)KISSとかそっち系の影響??何十年前かに流行った感じ。今の人は新鮮かも。
西川ファン、特にJokerが好きな人、ヤロレボ、その辺にウケが良さそう。だってこのアレンジ野郎ライブのイメージあるし。
うん、確かにオリジナルよりいいかもしんない。しっかしハードだなぁ。
リズム的には良い感じです。でもこういうの苦手な人には煩く感じてしまうかも。大音量に注意(笑
LOVE SAVER 日記に書いたのも引用します。この曲好きなので感想も多めになっちゃうなぁ。
ラブセのイントロとか間奏で流れるシンセが、DDR(ダンスダンスレボリューション)のPARANOIA思い出しちゃった。
なんだかんだ言ってこのアレンジは好き。シンセの音がサビでも鳴りっぱなしな辺りが好き。
そしてSONIC WARP時代のラブセのギター基盤を取り込んでいながら、元々この曲のウリである打ち込み系もガンガン。
ちょいやりすぎかとも思うけど。 でも最後の『あてもなく迷う全てが〜』の部分でバックに来るドラムロールの鳴り方が最高に良い!
一番イヤだったのは、最後のヘドバンする部分のシンセの音!あれギターだけのが方が全然イイ。
さらに、最後の最後に間の抜けた音で締めるあたりはガッカリ。ソニワの音の終わりの方が全然良かった↓↓
夢の雫 あぁ、これはイイですね〜。イヤカンで聴いた時も好感触だったし。
コーラスも良いアレンジだな〜って感じ。間奏後のサビ直前の長く伸ばす部分の歌唱力には圧倒。これぞ西川の歌声だよね。
凄い身が震えちゃいました。カッコいいアレンジだとは思います。
魔弾〜Der Freischutz〜 へヴィメタ2曲目。(笑)最強に煩い曲だね、これは一人暮らし始めたら近所迷惑になって聴けないわ;
この西川の声って凄いオリジナルに近い。歌い直してるのに。
で、BRING IT ONとかさっきのJokerもそうなんだけど、最近の西川はどうやらへヴィメタを好んでるみたいね。
でも、ぶっちゃけ声質は合わないと思う。だって西川の声って色っぽいし。バックで鳴ってるサウンドでガンガンやられると、
せっかく声量のある声自体が存在薄くなる。『宙を舞う〜』の歌い方は良い感じです。独特のクセが気持ち良い感じ。
Twinkle Million Rendezvous 最初聴いたとき、悪いんですけど、ちょっと噴きましたww
なんなのこの前奏はぁー!みたいな。聖歌ですかコレ(笑)
リクエストこの曲にしようかとも思ってた位だったのに、こーゆーアレンジなんだぁ〜って。
この曲ってこういうイメージじゃなきゃいけないんですか?聖なる曲みたいな;
サビのリズムもなんか変だし。パーカッションがウザイ鳴り方してて、演歌みたいなサウンドなんですけど。
ぁ〜…散々なコト書きましたけど、この曲のアレンジ一番イヤかも。声は良いのに。サウンド嫌過ぎ。三流の曲みたい;
大好きな1曲だけに凄い悔しいです。。。ライブでこの曲聴けるのは嬉しいけど。オリジナルの方が10000倍好き。
LIGHT MY FIRE お予想通りなアレンジでした。特に可も無く不可も無く。
なんでせっかくリミックスさせてるのにサウンドに拘らないんだろう。
もうちょっとこの曲こそアレンジが欲しかったのに。テンポとかキーチェンジとかすれば面白かったのに。
西川ファンにはウケるアルバムだと思うけど、音楽ファンにはウケないと思う。
こういう言い方はなんだけど、純粋にアレンジ狙いなら、まだDISCORdanzaのリミクスの方がバリエーションに富んでる。
やりたい方向性がこういうのだとすれば、中途半端な感じは否めない。


まとめ。

UNDER:COVERですけども〜。バーチカとヴェスティージと、2005年に出したCDは2枚とも恐ろしく素晴らしかっただけに、
ちょっと拍子抜けした感がありました。期待よりは、ちょと落ちましたね。

大体アタシの投票した曲なんか50位にも入らなかったですしね!!!!

(ちなみにABOUT//CLEARに一票を投じました。)

まず、パッケージがアレで中身がコレ??って感じ。
イメージ的に言わせてもらえば、このアルバムにあのパッケージは無いだろ?って。
クラシックミュージックのジャケットみたい。トゥインクルしか合ってないよ。
ほとんどハードロックなのに。(一部へヴィメタ・笑)
大体10周年だから感謝の意味でバラの花、って考え方が単純。

西川って女装絶対イケそう!ってずっと思ってたんですよ。中性的だったし。
ついにやってくれちゃってますけど。
アレ????(苦笑
なんか違和感感じるのアタシだけ?
アゴのラインが完璧に男だよね。女の輪郭じゃない。
で、とりあえず化粧濃すぎMAXだから!!!!
なんで目の化粧あんなに濃いのに唇にも濃い色置くの??????謎過ぎ。
おかげで化粧初心者ってか、ケバイおばさんみたい。
試しに、女装した西川君の口元を手で隠してみてください。
ほら、女っぽいですよね。
そしたら手を除けてみてください。
ほら、ケバイおばさん。(笑
あれで、ヌーディーカラーのリップとか、色無しのグロスとかにしたら良かったのに…。
絶対そしたら女っぽくなった・・・。

ああいう口紅の塗り方は絶対に老けさせるので、女の子は気をつけましょう(笑


さてさて。
ちょっと全体的に考えてみて。
これは一般向けじゃないなぁ。と。
西川が完全ロックミュージックに入り込んでしまったのか?と思えば、
ラブセはデジタルな部分大きく残してますし。
中途半端にハードロック中心なアルバムになっちゃいましたね。
こういうアプローチが吉と出るか凶と出るかは分かりません。
実際ファンの中にはこういう具合のアプローチを好ましく思わない人も少なからず居るみたいですし。

ちなみに私から言わせてもらうと、このアルバムはバーチカの感動より薄かったです。
ミーティアあれは何でああいう挿入の仕方なのか分かりませんし。分ける必要はあったのか?
浅倉大介の存在とかあんな1曲のみで本当に良かったのだろうか。。。疑問です。

完成度が高いって言うファンの方多いみたいなんですけど。
それもちょっと疑問。完成度の点ではミーティアのコトもあるし、微妙だと思います。
曲の系統がまず似通いすぎ。煩いのが多くてごちゃごちゃしてしまったなぁ。というのが正直な感想ではあります。
全体を通しては、100点満点で40点かな。キビシめですけど、そんな感じです。

またライブで聴くと違うとは思います。
ライブはライブ、別物として扱います。CD作品とはまた違って、声や音が生きているからです。

皆さんのUNDER:COVERに対する感想もどんどん聞かせてください。
長々と書きましたが、最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。感謝です。